採点について


採点方法


  • 採点は萩原悠と他1〜2名のギタリストがそれぞれに行い、その平均値が受験者に通知されます。
  • 通知表に書かれるのは[総合得点]、[セクションごとの得点][細かい項目ごとの評価]の1つです。
  • [細かい項目ごとの評価]は該当の内容がどれくらい習得出来ているかを◎,◯,△,Xの4段階で評価します。
  • [セクションごとの得点]はそれぞれのフレーズごとの得点であり、100点満点で採点します。
  • [総合得点]は[セクションごとの得点]の平均値であり、100点満点で算出されます。

通知表サンプル


受験者さんにはその合否に関わらず、このような結果通知表(pdf)が送付されます。
その際合格者には合格証(pdf)も送付され、
さらに合格ピンバッジが郵送されます。


合格の基準


以下の全てを満たしている演奏を[合格]とします

  1. 総合得点が100点満点中60点以上である。
  2. セクションごとの得点が全て100点満点中50点以上である。
  3. 項目ごとの評価にひとつもXがない。

共通事項 (以下が守れていないと減点の対象になります)


  • 基本的にはお申し込み後に送付される[検定用TAB譜]の通りに弾いてください。
  • YouTube動画内では「出来る人は…」など段階的な説明をしている箇所も、検定用のフレーズは厳密に決めているので[検定用TAB譜]に従ってください。
  • コードを押さえる指使いは自由です。
  • コード弾き時のストロークのダウン/アップはTAB譜に従ってください。
  • 単音弾きは指使いも指定あり。動画内で推奨している指使いを[検定用TAB譜]でも明記しています。
  • 単音弾き時はピッキングのダウン/アップは問いません。
  • その他、動画の撮り方、音声のバランスなどで採点不可と判断した場合は再提出をお願いします。詳しくは動画撮影のルールページをご覧ください。

 重要!!!

演奏のスキルによって点数が上下しますが、検定用フレーズのリズムを間違えているとそれだけで失格となりますのでご注意ください。

左手
指使い
右手
ダウン/アップ
リズム間違い
コード弾き指定なし指定あり失格!
単音弾き指定あり指定なし失格!

※採点基準等は予告なく変更することがあります。

LEVEL1のセクションとチェック項目
セクション
チェック項目
説明
[a]
開放弦
正しい音を出せているか 狙った弦を1本だけ弾けているか。他の弦のミュートもできていたら◎判定。
正しいリズムで弾けているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず指定のリズムで弾けているか。
正しいフォームで弾けているか ヘッド下がり、指板の上向き、過度な猫背などがなく適切に構えているか。
[b]
Em – Am
正しいコードを押さえられているか 正しい弦とフレットを押さえて、全弦が正しく鳴っているか。(Emでは1-6弦、Amでは1-5弦)
Amの6弦ミュートも出来ていると◎査定。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず指定のリズムで弾けているか。
ダウンストロークができているか 正しい腕や手首の使い方で、弦に引っ掛からず均等に当てれているか。
アップストロークができているか 正しい腕や手首の使い方で、弦に引っ掛からず均等に当てれているか。
コードチェンジはスムーズか コードチェンジに遅れず、きれいにコード間を移行できているか。 (早めに手を離すのは問題ないが、◎判定のためには手を離している時間は8分音符以下であること)
[c]
ドレミファソラシド
正しい音を出せているか 正しい弦とフレットを指定の指で押さえ、正しい音が出ているか。余弦ミュートが出来ていると◎判定。
音が滑らかに繋がっているか 次の音を鳴らす直前まで指を離さずに、右手と左手のタイミングを合わせて弾けているか。
正しいリズムで弾けているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず指定のリズムで弾けているか。
LEVEL2のセクションとチェック項目
セクション
チェック項目
説明
[a]
ドレミファソラシド
正しい音を出せているか 正しい弦とフレットを指定の指で押さえ、正しく鳴っているか。余弦ミュートができていると◎判定。
音が滑らかに繋がっているか 次の音を鳴らす直前まで指を離さずに、右手と左手のタイミングを合わせて弾けているか。
正しいリズムで弾けているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず、指定のリズムで弾けているか。
[b]
C – Am7
正しいコードを押さえられているか 全弦が鳴っているか。(特に1弦)
余弦ミュートができているか 6弦をミュートできているか。“絶対にピックを当てない”ことでも◯にはなるが、◎には触ってミュートが必須。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず指定のリズムで弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークが出来ているか。
[c]
アルペジオ
4〜1弦のストロークが正しいか(3:04〜) [右手]ストローク時に4〜1弦だけを弾けているか。 (5,6弦にピックを当てていないか)
左手の動きが正しいか(3:43〜) [左手]指示通り中指・薬指・小指を全部一度に押さえて順に1本ずつリズム良く離せているか。
正しい弦を弾けているか [右手]アルペジオ時に狙った弦だけを弾けているか。
正しいリズムで弾けているか [右手]拍を意識して、早すぎず遅すぎず、指定のリズムで弾けているか。
[d]
Aコード
正しく鳴らし余弦ミュートもできているか 全弦が鳴っているか(特に1弦)。6弦をミュートできているか。”絶対にピックを当てない”ことでも◯にはなるが、◎には触ってミュートが必須。
正しいリズムでストロークできているか 徐々に速くなるリズムをしっかり捉えて弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
LEVEL3のセクションとチェック項目
セクション
チェック項目
説明
[a]
Dで三三七拍子
正しいコードを押さえられているか 正しい弦とフレットを押さえて、正しい音が出ているか。1-5弦の全弦が鳴っているか。
余弦ミュートができているか 6弦ミュート+5弦にはピックを当てないことで◯、5弦にも触っていると◎。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
コードチェンジはスムーズか 無駄な動きなく、タイミングよく「押さえる」&「離す」ができているか。
[b]
Eコードと右手ミュート
正しいコードを押さえられているか 正しくEコードが全弦が鳴っているか。
X部分、右手ミュートができているか 右手側面で弦を抑えながらピッキング、が正しくできているか。(全弦を弾く必要はない)
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
[c]
メジャースケール
正しい音を出せているか 正しい弦とフレットを指定の指で押さえ、正しい音が出ているか。◎には余弦ミュート必須。
音が滑らかに繋がっているか 左手と右手のタイミングが合っているか。次の音を鳴らす直前まで指を離さずに弾けているか。
正しいリズムで弾けているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
[d]
D – G
正しいコードを押さえられているか 全弦が正しく鳴っているか。指使いは問わない。 (Dは1-4弦、Gでは1-6弦)
余弦ミュートができているか 6弦ミュート+5弦にはピックを当てないことで◯、5弦にも触っていると◎。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
コードチェンジはスムーズか コードチェンジはスムーズか。
LEVEL4のセクションとチェック項目
セクション
チェック項目
説明
[a]
Aからのコード進行
正しいコードを押さえられているか 正しい弦とフレットを押さえて、全ての弦が正しく鳴っているか。
余弦ミュートができているか Dコードで5弦にも触っていると◎、6弦ミュート+5弦にはピックを当てないことで◯。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
コードチェンジはスムーズか 無駄な動きなく、遅れることなく押さえられているか。同時に離して同時に着地ができているか。
[b]
ドレミファソラソラ
正しい音を出せているか 正しい弦とフレットを指定の指で押さえ、正しい音が出ているか。余弦ミュートも出来ていると◎判定。
音が滑らかに繋がっているか 左手の指をしっかり開いて、次の音を鳴らす直前まで指を離さずに弾けているか。
正しいリズムで弾けているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
[c]
Cコードと開放弦
正しく押さえ、余弦ミュートができているか 1-5弦の全弦が鳴っているか。余弦ミュートも必須。
適切に開放弦を挟んで戻せているか 小節終わりの8分音符で左手を離して弾けているか。正しくCコードに戻れているか。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 綺麗なフォームでストロークが出来ているか。
[d]
Cからのコード進行
正しいコードを押さえられているか 正しい弦とフレットを押さえて、正しい音が出ているか。全弦が鳴っているか。
余弦ミュートができているか Dコードで5弦にも触っていると◎、6弦ミュート+5弦にはピックを当てないことで◯。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 綺麗なフォームでストロークが出来ているか。
コードチェンジはスムーズか タイミングよく同時に離して同時に着地ができているか。開放弦も弾けているか。
LEVEL5のセクションとチェック項目
セクション
チェック項目
説明
[a]
Cの派生コード
正しいコードを押さえられているか 鳴らすべき全弦を正しく押さえ鳴らせているか。
余弦ミュートができているか 6弦をミュートできているか。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
コードチェンジはスムーズか 無駄な動きなく、遅れることなく押さえられているか。同時に離して同時に着地ができているか。
[b]
Dm – Am
正しいコードを押さえられているか 鳴らすべき全弦を正しく押さえ鳴らせているか。
余弦ミュートができているか Dmコードで5弦にも触っていると◎、6弦ミュート+5弦にはピックを当てないことで◯。逆に6弦の実音が鳴ってしまうと減点。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
コードチェンジはスムーズか 遅れることなく押さえられているか。指を離すタイミングは適切か。
[c]
パワーコード
正しいコードを押さえられているか 弦3本がしっかり鳴っているか。2本だけだと◯まで。
余弦ミュートができているか 細い弦も含めて、不要な弦をミュートできているか。
正しいリズムでストロークできているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。
右手の動きは適切か 手首や肩に力みがなく、綺麗なフォームでストロークができているか。
コードチェンジはスムーズか 横移動、弦移動はスムーズか。音の切れてる時間を短くすること。横移動は音を引きずってもよい。
[d]
ドレミファソラシド
正しい音を出せているか 正しい弦とフレットを指定の指で押さえ、正しい音が出ているか。余弦ミュートが出来ていると◎判定。
音が滑らかに繋がっているか 左手と右手のタイミングが合っているか。指を開き、次の音を鳴らす直前まで出来る限り離さずに押さえているか。
正しいリズムで弾けているか 拍を意識して、早すぎず遅すぎず弾けているか。